電波の調査方法
車での走行調査
ドコモでは、車で走行して電波の調査をしています。お客様からの情報や要望をしっかりと受け止め、満足していただける電波環境をめざして、日々努力をしている彼らの様子を少しのぞいてみましょう。

「電波が悪い」と情報をいただいた地域(水色の部分)を調査します。
電波調査は、携帯電話とパソコンを接続して常に電波状態を確認しながら走ります。

停車して集計したデータをチェックしてみましょう。
おやおや、データに変化が見られます。
何か問題がありそうです。

調査結果をもとに電波の不安定な場所を赤色で地図上に表示してみます。
建物の影響などで、基地局から届く電波の強さや方向が変わったため、電波が不安定になったのかもしれません。
電波がぶつかり合わないように、電波を出す角度を調整してみましょう。

すっかり赤色が消えて、使いやすい電波状況に改善できました。
お客様からの声や日々のデータ収集/分析が電波の改善に役立っています。
また、このような調査が新しい基地局の建設にも活かされています。
歩行での調査
アンテナマークがフル表示の場合でも、ケータイ電話からの電波が妨害電波により邪魔されて基地局に届きにくくなり、『発信できない』などの現象が起こることがあります。
このような妨害電波の発生源特定や路地裏などの調査を行うため、車での走行調査に加え、歩行調査でも基地局エリアをくまなく調査し、サービス品質の管理をしています。