日々の取り組み

JR名古屋駅ホームの通信がより快適に。
駅のプラットホームに基地局を増やすドコモの取組み

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多くの人が利用するJR名古屋駅。その駅のプラットホーム(以下、ホーム)での通信は、主に駅周辺の基地局から届く電波でカバーしていました。しかし、大勢のお客さまが一斉に通信を利用する場所では、十分な通信容量を確保しにくい場合がありました。
そこでドコモは、ホームへの基地局設置と電波をきめ細かく調整するエリアチューニングを組み合わせ、通信品質の改善を進めています。この記事では、JR名古屋駅のホームで生じていた課題と、ドコモが進めてきた対策、その成果をご紹介します。

多くの利用者が集まるホームで、通信容量が不足

JR名古屋駅の構内には屋根や構造物が多く、駅周辺の基地局から電波を届けるだけでは、十分な通信容量を確保しにくい場合がありました。
2023年5月時点では、JR名古屋駅の在来線ホームの一部で、ダウンロード速度が1Mbpsを下回ることもあり、スマートフォンを快適に利用するには十分とはいえない状況でした。
この課題に対し、ドコモはエリアチューニングなどによる改善を継続的に進めてきましたが、さらなる対策強化のため、東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)の協力のもと、新幹線・在来線ホームへの基地局設置を進めてきました。

ホームに基地局を設置し、電波をきめ細かく調整

JR名古屋駅では、主に「ホームへの基地局設置」と「エリアチューニング」の2つの対策を進めています。
1つ目は、ホームへの基地局設置です。
計画段階では、複数の通信事業者が設備を共用するシェアリングも検討されていました。しかし、当時の通信品質の課題に早期に対応するため、JR東海と調整のうえ、ドコモが単独で先行して基地局を整備することとしました。
ホームごとに構造や設備の状況が異なるため、基地局の設置位置や設備構成もそれぞれに合わせて設計します。また、工事ができるのは終電から始発までの限られた時間です。JR東海と調整しながら一つひとつ整備を進め、現在、新幹線ホームでは基地局の整備が完了し、在来線ホームでも順次整備を進めています。

2つ目が、電波をきめ細かく調整するエリアチューニングです。
ホームに新たな基地局を設置すると、その電波は隣のホームにも届きます。そのままでは、隣のホームの通信まで新たな基地局に集中する場合があるため、電波の届く範囲や強さを細かく調整する必要があります。
ドコモでは、新たな基地局から電波を発射するたびに、ホーム上の基地局だけでなく、名古屋駅へ電波を届けている周辺の基地局も含めてエリアチューニングを実施しています。基地局を増やすだけでなく、こうした調整を重ねることで、快適な通信環境を整えています。

ホームの通信品質を改善。駅構内・駅周辺でもさらなる強化へ

これまでの取組みにより、JR名古屋駅のホームでは通信品質の改善が確認されています。

今後はホームだけでなく、JR名古屋駅の構内や駅周辺でも通信品質のさらなる強化を進める予定です。その一環として、3つの周波数帯を活用する「Tri-Band Massive MIMO(トライバンド Massive MIMO)」やミリ波などを取り入れ、より高速で快適な通信環境をめざします。
駅周辺の再開発などにより、今後、人の流れや通信の使われ方も変化していくことが予想されます。さらに将来的には、リニア中央新幹線の開業による変化も見込まれます。ドコモは、こうした変化を捉えながら、JR名古屋駅をはじめとする名古屋エリアの通信環境を継続的に整備していきます。

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