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日本の美しい自然や伝統文化を守りたい

日本ユネスコ協会連盟

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累計寄付額
6,072,815
累計寄付件数
110,626

※累計寄付額、件数は2020年12月21日~2024年12月31日時点のデータとなります。

団体の支援を受けた方々の声

  • 「小鹿野子ども歌舞伎の衣裳製作を行う予定です。江戸時代から230年の伝統を誇る小鹿野歌舞伎は町をあげて保存に取組んでいます。先人からの文化遺産を正確に受け継ぎ、こどもたちに伝え、地元の人々とともに、日本全国に、世界にも目を向けて、小鹿野歌舞伎の素晴らしさを伝えていきたいと考えています。応援まことにありがとうございます。」

    小鹿野歌舞伎継承プロジェクト、山本さんからの声

  • 草木に覆われて見ることができなかったカリカリウス遺跡の竪穴住居跡を整備し、これまでに100以上の遺構を視覚的に見えるようにすることできました。これからは、11haに点在する380以上の住居跡を整備していきたいと思っています。見通しが良くなることで、危険な野生動物との遭遇を避けることもでき、入場者の安全にもつながります。地元の人たちはもちろん、日本全国に、世界に、この遺跡のすばらしさを伝えていきたいと思います。縄文時代早期から一万年続いた当時の人たちの暮らしや知恵をぜひ体験しに来てください。」

    標津遺跡群の魅力世界発信プロジェクト、井南さんからの声

日本の美しい自然や伝統文化は、なぜ深刻な危機に瀕しているの?

私たちの生活を支える生き物の生活環境である里山や棚田、地域の絆を強める郷土芸能、その地域の気候や風土で育まれてきた慣習や生活文化等、豊かな心を育んできた四季折々の美しい自然や伝統文化は日本の歴史を物語る“たからもの”です。

近年、それらの“たからもの”の多くが、地球規模の環境変化や、日本社会が直面する少子高齢化や過疎化等の影響により、深刻な危機に瀕しています。行政等によりさまざまな施策が講じられてはいますが、技術や資金、人材が不足するなかで、地域の人々の努力だけでこうした課題に立ち向かうことが難しくなっています。

日本ユネスコ協会連盟では、市民による草の根の活動を未来へと継承していくための地道な努力を続ける“人”と“活動”に光をあて、それらの活動を「プロジェクト未来遺産」として登録することで、次世代を含む個人や企業、行政による理解と協力等、様々なつながりを生みだし、さらには日本全国に応援の輪を広げていくことを目ざしています。

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プロジェクト未来遺産に登録するとどうなるの?

プロジェクト未来遺産に登録することで、地域の文化や自然の保護・保全活動を支援することができるだけでなく、認定された地域の認知度が高まり、地域のブランド化や日本人としてのアイデンティティの確立、観光振興等地域の活性化につながります。

寄付金はどのように使われているの?

皆さまからいただいたご寄付は、年度ごとに登録される「プロジェクト未来遺産」の活動に大切に活用させていただきます。

※2025年度プロジェクトは2025年4月に募集予定。

  1. 標津遺跡群の魅力世界発信プロジェクト

    遺跡の敷地内には、いたるところに住居跡(くぼみ)があるため、大型の機械が入れず、これまで手作業で行ってきました。 昨年から管理するエリアを5haから11haに拡大しましたので、作業効率化に必要な草刈り機械(ハンマーナイフモア)の購入資金の一部に活用させていただきます。

    ※標津遺跡群とは
    標津遺跡群は、根室海峡沿岸地域に位置し、標津町ポー川史跡自然公園の「伊茶仁カリカリウス遺跡」(国指定史跡)を中心とする遺跡群。縄文時代早期からアイヌ文化期に至る一万年の生活の痕跡を伝える日本最大規模の竪穴住居群で、冷涼な気候により、約4,400を超える竪穴が埋まらずに窪みとして残っています。
    その自然環境の保護や復元、普及啓発を進めてきた3つの町民団体をつなぐ組織として設立された「自然・文化遺産保存活用ネット」では、藪に埋もれた100以上の国指定史跡の竪穴住居群を視覚的に顕在化させる活動のほか、周辺の森林保全、地元の小中学校への出講、遺跡ガイドツアーやカヌー体験プログラムの実施等、行政と連携しながら遺跡の保護と価値の普及を目ざす取組みを進めています。
  2. 小鹿野歌舞伎継承プロジェクト

    子ども歌舞伎の衣裳を製作する費用にあてる予定です。小鹿野歌舞伎保存会では、伝統的に大人用の衣装、かつらしかなく、こどもたちが使う時は、苦労してかつらを固定したり、衣裳をたくし上げたりして対応しています。最近は小学3年生以下の小さいこどもたちも参加してくれているため、こども専用の衣裳を増やしたいと計画しているところです。歌舞伎の衣裳は既製品がないので、寸法を小さくした特注品になりますが、いただいた寄付金を活用して製作したいと予定しています。

    ※小鹿野歌舞伎(県指定無形民俗文化財)とは
    小鹿野歌舞伎(県指定無形民俗文化財)は、江戸時代後期に江戸歌舞伎がこの地域に伝えられたのが始まりとされ、それ以降、町内6地域に伝承されています。山車(だし)に張出を設けた「屋台歌舞伎」や、役者のみならず、三味線、衣装、鬘の手入れ等の裏方も全て自前で揃えているのが特徴です。
    小鹿野歌舞伎保存会では、6地域の神社祭礼に奉納する際の演技指導や道具・音楽等の協力のほか、芸能祭や国内外での上演、地元小中学校や「子ども歌舞伎」での指導、裏方養成講座の開催等、氏子以外にも歌舞伎の型・演目の正確な伝承と後継者の育成に努めています。多くの町民が歌舞伎経験者で、若手も指導者を担うといった持続的な体制を整え、「歌舞伎のまち」として民俗芸能の継承を進めています。
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少額の寄付でも役に立っているの?

例えば…
(標津遺跡)
500円のご寄付が80名分集まると、こども10名に標津遺跡の体験学習の機会を提供できます。

(小鹿野歌舞伎)
100円のご寄付が200名分集まると、歌舞伎用特注草履を用意することができます。
1000円のご寄付が240名分集まると、三味線の演奏、義太夫の語りの裏方養成講座を開催できます。

※金額は変動する可能性がございます。

日本文化をまもるための保全活動を進め、
ひとりひとりが意識をもって後世に紡いでいくことが重要です。

地域の文化や自然の保護・保全活動を支援して、「豊かな心を育んできた四季折々の日本の美しい自然や伝統文化」を未来へつなぐ取組みを応援しませんか?

団体の活動への想い

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日本ユネスコ協会連盟

地域で育まれてきた文化や自然は、少子高齢化や担い手不足といった課題に直面し、地域の人たちだけでは、継承することが難しくなっています。「プロジェクト未来遺産」の活動に、さまざまな形で参加いただき、皆様とともに、日本の歴史を物語る文化や自然を未来につないでいきたいと思います。

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