東峰村を襲った九州北部豪雨・梅雨前線豪雨
福岡県東峰村は、福岡県の中央部東端に位置し、大分県の県境にある人口約1,700人ほどの小さな山あいの村で、日本の原風景とも呼べる景観を有しています。
ここには約400年にわたり受け継がれてきた小石原焼・髙取焼という伝統文化がありますが、近年窯元の数は年々減少し、伝統を守り続けるのが難しい状況です。
さらに「2017年の九州北部豪雨災害」では、観測史上最大級の猛烈な集中豪雨により、大規模な氾濫・土砂災害・流木被害が発生し、多くの窯元が深刻な打撃を受けました。また、追い打ちをかけるように「2023年の梅雨前線豪雨災害」により再び窯業を取り巻く環境は一層厳しさを増しました。
現在もなお東峰村は復興の途上にあり、小石原焼・髙取焼の制作環境の整備、技術の継承、次世代の育成といった課題が山積しています。このような状況の中でも、人々の暮らしに根ざした小石原焼・髙取焼という伝統文化をもつ東峰村をこれからも守りたいと考えています。