長期療養児ってどんなこどもたち?
「病気だったから、学校の運動会や遠足に参加できないことがありました」
「学校ではあまり目立たないように生活をしていました」
「“病気が治ったらできるから。”と周りから言われる」
でも大人になって病気が治っても、こどものやりたかったことは戻ってきません。
小児がんや腎臓病等様々な病気で、長期的に治療・療養を必要とする「長期療養児」は全国に約25万人。
「退院したら元の生活に戻って元気に暮らしている」「長期療養児は病院にいるこどもたち」と認識されているかもしれませんが、実際は本当に様々です。
入退院を繰り返し治療を続ける子もいれば、退院後も自宅で治療をしながら日常生活を送る子もいます。治療の期間も数か月から十数年と様々です。
辛い治療生活、長い入院生活。そのために同世代と同じことができない経験。でもこどもたちが頑張るのは全部、治して青春を送るためです。

