個人株主のみなさまとのコミュニケーションを深める取り組みとして、昨年よりドコモ本社にて「事業説明会＆ショールーム見学会」を開催しています。9月10日に実施した第2回では、雨にもかかわらず45名の株主さまにご参加いただきました。第1回開催時に「販売中の製品はお店でも見られるので、ショールームでは世に出ていない新しい技術が見たかった」「経営陣から直接話が聞きたかった」などのご意見を多数いただいたことから、今回は、ショールーム見学では研究開発を進めている近未来技術の紹介、事業説明会では当社取締役との意見交換をプログラムに加えました。
「Runtastic for docomo」はウェアを着るだけで生体情報の計測・管理が可能
歩きスマホ不要！触感で目的地に誘導する「YUBI NABI」に驚きの声
近未来コミュニケーションシステムを体感
脂肪燃焼が見える！新しい健康管理技術を紹介
ご参加いただいたみなさまと取締役との質疑応答
-
長期利用者をもっと優遇することが
解約率の改善につながるのでは？
-
5年以上ご利用の方はパケットパック定額料が割引になる「ずっとドコモ割」や、スマートフォン購入時に機種代金がお得になる「ありがとう10年スマホ割」などを実施しています。対象となる長期利用のお客さまにきちんと割引の情報がお伝えできるよう、これらのサービスについて一層の認知を図ってまいります。
-
ABCクッキング、タワーレコードなどの
子会社化はどのようなメリットがあるのか。
-
従来の通信事業に加え、将来の収益の柱として6,500万を超える顧客基盤や通信ネットワークというドコモの強みが活用できる分野を選択し、いろいろな会社に出資しています。今後はこうした子会社でのドコモのお客さま向け優遇策の拡大、子会社間での取引の活発化など、グループとしての連携強化を図り、通信に続く第2の柱を育てていきたいと考えています。
-
フィーチャーフォンは
これからも販売してほしい。
-
フィーチャーフォンは根強い人気、ご要望があり、今後も販売を続けていきたいと考えています。また、スマートフォンへのシフトを進めるなかで、よりシンプルで使いやすいスマートフォンも提供していきます。
ドコモケータイ P-01H
（2015年11月下旬発売予定）
-
他社のように株主優待をやってほしい。
-
利益還元に対しては、株主優待よりも現金での配当がすべての株主さまに平等にご満足いただけると考えております。配当は国内トップレベルの配当性向を維持しながら安定的に増配を継続しております。今後も安定性・継続性を考慮して配当を行っていくために、まず利益を出すことで株主のみなさまのご期待に応えていきたいと考えています。
質疑応答およびアンケート自由記入欄のコメントから
- ドコモの将来への取り組みがよくわかりました。これからも利益をしっかり出してくださることを期待しています。
- 非常に役立ちました。ドコモ株式の売却を考えていましたが、長期保有してもいいなと思いました。
- ショールームで不思議な空間を体験できてよかったです。
- ショールームを自由に見て回る時間がほしかったです。
- 役員との質疑はよかったです。ぜひ本日の内容を受け止めてもらえればと思います。
- 役員が直接質問に答えてくださり、株主を大事にしてくれていると感じました。さらに会を充実してください。
- このような機会が東京のみならず全国であればよいと思います。
- スマートライフ領域は否定しないが、通信事業の信頼性確保、技術進歩も重視して欲しい。
みなさまのご意見をうけて
今回の意見交換の場は株主さまと直接お話しできる大変貴重な機会でした。顔を合わせての対話だからこそドコモへの理解をより深めていただけたのではないかと感じております。株主としての視点、携帯電話ユーザーとしての視点両方を併せ持つ個人投資家のみなさまから、私たちが学び気づかされることも大変多くあり、今後の会社経営に活かしていきたいと思います。
取締役常務執行役員 経営企画部長 阿佐美 弘恭
当日は悪天候にもかかわらず多くの株主さまにお越しいただき大変感謝いたしております。製品・サービスやネットワーク、業績、株主さま還元など多岐にわたるテーマについて直接意見交換させていただき、大変貴重な機会となりました。今回頂戴した当社に対する励ましの声や改善提案をもとに、株主さまのご期待にお応えできるよう努めてまいります。
取締役常務執行役員 財務部長 佐藤 啓孝