対策強化が必要なワケ

言うまでもなく、スマートフォンは生活の中に広く深く浸透し、企業の多くが従業員による日々の業務連絡や情報共有の円滑化／スピードアップ、あるいは仕事の効率化に活用している。「今や、スマートフォンがなければ、仕事が成り立たない」──。多くの方が、そう感じているに違いない。

そうしたスマートフォンやタブレット（以下、スマートフォンとタブレットを総称して「スマートデバイス」と呼ぶ）の業務利用が進むにつれて、“強化”がしきりと唱えられるようになったのが「安全対策」──つまりは、「セキュリティ対策」である。

実際、スマートフォンがなければ、仕事にならないということは、それだけ大切な情報がそこに存在していることを意味している。だからこそ、スマートデバイスから情報が漏えいする危険性を、可能な限り低減しておくことが不可欠と言える。

「では、どうすればいいのか。従業員が使うスマートデバイスの安全性を高めるには、具体的に何をするのが正解なのか」──。そんな疑問への答えとして、今すぐチェックしておきたい必須の5対策を示すことにしたい。