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地球温暖化、気候変動などの環境問題に対し、今すぐ取組むべき課題がCO2削減。
でも、そのためにマイバッグを持つって、なんでだっけ?よくわからないまま、義務感だけのエコでは続かない…。
そこでドコモが新たに生み出したプロジェクトが、「カボニューレコード」です。
プロジェクトにかかわるドコモの大川さんに、さらなる問いを投げかけてみました!
自分のエコ行動の環境貢献度がわかるって、おもしろいですね!
エコは長期的な活動が必要ですが、自分自身も含め、習慣化って簡単じゃないと感じていました。そこで、習慣化しやすい筋トレやダイエットと比較して考えてみたら、エコは効果を実感しにくいから続かないんじゃないかという課題が見えたんです。
確かに、環境問題の深刻さが叫ばれていても、身近な課題として捉えられていないかもしれませんね。
そういう環境課題に対し、ドコモは「2030年カーボンニュートラル宣言」を発表しました。これは、自社の事業活動での温室効果ガス排出量を、2030年までに実質ゼロにするというもの。
また、お客さまやパートナー企業とともに社会全体の脱炭素にも取組んでいます。「カボニューレコード」も、そのひとつです。
「実質ゼロ」のように数値として見えると、目標達成に向けてやる気も出そうです!もう少し詳しくお話を聞かせてください!
dポイント会員企画・制度担当。dアカウントを活用して、さまざまなサービスとつながる仕組みが、「カボニューレコード」で活かされることから、プロジェクト全般に携わる。「カボニューレコード」全体の戦略や方針の決定、各開発チームのマネージメント、プロモーション活動、またパートナー企業との交渉などを行う。
具体的に、「カボニューレコード」では何ができるんですか?
日々のエコ行動を数値化して記録します。
たとえば、電車で移動したときに、同じ距離を車で移動するよりCO2をどのくらい削減できたかを数値にするんです。
その数値の単位が、動画に出てきた「Reco」ですね?
そうです。ほかにも、スーパーでビニール袋を購入しなかったとか、いずれは環境に配慮した商品を買ったとかまで、毎日のさまざまなエコ行動を記録できるようにします。
1日の終わりにたまった「Reco」を見ると、今日はこれだけ環境に貢献したんだってわかるので、続けるモチベーションになると思うんです。
「Reco」の数値がどんどん増えていくのを、毎日見るのが楽しみになりそうです!
まさに、エコ行動を楽しんでもらいたいというのも狙いです。楽しかったら、続きますよね。
そのため、「Reco」をためると木のイラストがどんどん成長していくというアニメーションも搭載しています。
でも、記録が面倒で「エコって大変…」と思ってしまうと、結局、続かなそうですね。
そうなんです!だから、先ほどの電車移動は、データを自動で取得できるようになっています。できるだけ手間をかけない仕様にすることも、「カボニューレコード」の課題。
いつも通りの行動をしているだけで、自動で「Reco」がたまっていくものをめざしています。
それは、どうしたらできるのですか?
私たちドコモの力だけでは難しいので、パートナー企業をどんどん増やしていく必要があります。
さまざまなサービスを通じ、日常生活のあらゆる行動を網羅することで、「これもエコなんだ!」という発見があったら楽しいですよね。
発見があると、普段からエコ行動への意識が高まりそうです。
そのため、今後の展望はできるだけ知る機会を提供すること。
そして、いつか商品やサービスに「Reco」値が記載されて、買物で迷ったときにはその「Reco」値で選ぶという時代が来たらいいなと思います。