らくらくホン F-01M 取扱説明書 ☆179 ##第7章 海外利用 …… 179 7-1. 国際ローミング(WORLDWING)の概要 …… 179 7-2. 海外で利用可能なサービス …… 179 7-3. 海外でご利用になる前に …… 180 7-4. 滞在先で電話をかける/受ける …… 181 7-5. 国際ローミングの設定 …… 183 7-6. 帰国後の確認 …… 184 #7-1. 国際ローミング(WORLD WING)の概要 国際ローミング(WORLD WING)とは、日本国内で使用している電話番号やメールアドレスはそのままに、ドコモと提携している海外通信事業者のサービスエリアでご利用になれるサービスです。電話、SMSは設定の変更なくご利用になれます。国際ローミング(WORLD WING)の詳細については、ドコモのホームページをご覧ください。 https://www.docomo.ne.jp/service/world/roaming/ ・本端末はLTEネットワーク、3Gネットワークのサービスエリアでご利用になれます。また、3G850MHzに対応した国・地域でもご利用になれます。ご利用可能エリアをご確認ください。 *お知らせ ・国番号/国際電話アクセス番号/ユニバーサルナンバー用国際識別番号/接続可能な国・地域および海外通信事業者は、ドコモのホームページをご確認ください。 #7-2. 海外で利用可能なサービス (表) (注:「(※)」は注釈を表し、その内容は表の終わりに記載されています。) ◆主な通信サービス 電話 - LTE - ○ 電話 - 3G - ○ 電話 - 3G850 - ○ SMS - LTE - ○ SMS - 3G - ○ SMS - 3G850 - ○ パケット通信(※) - LTE - ○ パケット通信(※) - 3G - ○ パケット通信(※) - 3G850 - ○ ※ローミング時にデータ通信を利用するには、データローミングの設定を「ON」にしてください。→P.180 (表 終わり) *お知らせ ・接続する海外通信事業者やネットワークによりご利用になれないサービスがあります。 ・接続している通信事業者名は、次の方法で確認してください。 - 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「#」高度な設定を行う→「端末情報」→「端末の状態」→「ドコモUIMカードのステータス」→「ネットワーク」欄の表示を確認。 ☆180 #7-3. 海外でご利用になる前に 海外でのご利用の前に、出発前や滞在先で確認/設定しておくことを説明します。 ■出発前の確認 海外でご利用になる際は、日本国内で次の確認をしてください。 ◆ご契約について WORLD WINGのお申し込み状況をご確認ください。詳細は本書巻末の「総合お問い合わせ先」までお問い合わせください。 ◆充電について 充電についてはドコモのホームページをご確認ください。 ◆料金について 海外でのご利用料金(通話料、パケット通信料)は日本国内とは異なります。詳細はドコモのホームページをご確認ください。 ・ご利用のアプリによっては自動的に通信を行うものがありますので、パケット通信料が高額になる場合があります。各アプリの動作については、お客様ご自身でアプリ提供元にご確認ください。 ■事前設定 ◆ネットワークサービスの設定について ネットワークサービスをご契約いただいている場合、海外からも留守番電話サービス、転送でんわサービス、番号通知お願いサービスなどのネットワークサービスをご利用になれます。ただし、一部のネットワークサービスはご利用になれません。 ・海外でネットワークサービスをご利用になるには、遠隔操作設定を開始にする必要があります。渡航先で遠隔操作設定を行うこともできます。日本国内から(→P.61)、海外から(→P.183) ・設定/解除などの操作が可能なネットワークサービスの場合でも、利用する海外通信事業者によっては利用できないことがあります。 ■滞在国での確認 海外に到着後、端末の電源を入れると、自動的に利用可能な通信事業者に接続されます。 ◆接続について 「モバイルネットワーク」の「自動的に選択」を「ON」に設定している場合は、最適なネットワークを自動的に選択します。 ■海外で利用するための設定 ・SIMロックを解除して他社のSIMカードを使用しデータ通信を行う場合は、アクセスポイント(APN)を設定してから操作してください。→P.175 □データローミングの設定 海外でパケット通信を行うためには、データローミングの設定を「ON」にする必要があります。 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「#」高度な設定を行う、を押す。 2. 「モバイルネットワーク」を押す。 3. 「データローミング」→「ON」または「OFF」を押す。 ・「ON」にした場合は、「OK」を押します。 □通信事業者の設定 お買い上げ時は、自動的に利用できるネットワークを検出して切り替えるように設定されています。手動でネットワークを切り替える場合は、次の操作で設定してください。 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「#」高度な設定を行う、を押す。 2. 「モバイルネットワーク」を押す。 3. 「自動的に選択」→「OFF」を押す。利用可能なネットワークを検索して表示します。 ・ネットワーク検索でエラーが発生する場合は、パケット通信を無効にしてから再度実行してください。→P.175 4. 通信事業者のネットワークを選択→「決定ボタン」を押す。 *お知らせ ・自動でネットワークを切り替える場合は、次の操作で設定してください。 - 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「#」高度な設定を行う→「モバイルネットワーク」→「自動的に選択」→「ON」を押す。 □ネットワークモードの設定 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「#」高度な設定を行う、を押す。 2. 「モバイルネットワーク」を押す。 3. 「優先ネットワークモード」→「4G/3G(自動)」または「3G」を押す。 □日付と時刻 日付と時刻を「自動で設定する」に設定している場合は、接続している海外通信事業者のネットワークから時刻・時差に関する情報を受信することで本端末の時刻や時差が補正されます。 ・海外通信事業者のネットワークによっては、時刻・時差補正が正しく行われない場合があります。 ・補正されるタイミングは海外通信事業者によって異なります。 ・「日付と時刻の設定」→P.158 □お問い合わせについて ・本端末やドコモnanoUIMカードを海外で紛失・盗難された場合は、現地からドコモへ速やかにご連絡いただき利用中断の手続きをお取りください。お問い合わせ先については、本書巻末をご覧ください。My docomoからも利用中断の手続きは可能です。なお、紛失・盗難された後に発生した通話・通信料もお客様のご負担となりますのでご注意ください。 ・一般電話などからご利用の場合は、滞在国に割り当てられている「国際電話アクセス番号」または「ユニバーサルナンバー用国際識別番号」が必要です。 ☆181 #7-4. 滞在先で電話をかける/受ける 滞在先での電話のかけかた/受けかたについて説明します。 ■滞在国外(日本含む)に電話をかける 国際ローミングサービスを利用して、滞在国から他の国へ電話をかけることができます。 ・先頭に「+」を付けてから相手の国番号と電話番号を入力すると、滞在先から日本、または他の国へ簡単に国際電話をかけることができます。 ・接続可能な国および通信事業者などの情報については、ドコモのホームページをご覧ください。 1. 待受画面で「+」(0を1秒以上押す)→国番号、地域番号(市外局番)、相手先電話番号の順に入力する。 ・地域番号(市外局番)が「0」で始まる場合には、先頭の「0」を除いて入力してください。ただし、イタリアなど一部の国・地域では「0」が必要になる場合があります。 ・電話をかける相手が海外での「WORLD WING」利用者の場合は、国番号として「81」(日本)を入力してください。 2. 「電話開始ボタン」を押す。 3. お話しが終わったら「終了ボタン」を押す。 ■国際ダイヤルアシストを利用して電話をかける 滞在国から他の国へ電話をかける場合、国際ダイヤルアシストを利用すると、簡単な操作で国際電話をかけることができます。 ・あらかじめ国際ダイヤルアシストの自動国番号変換機能をONに設定する必要があります。→P.183 ・地域番号の先頭の「0」があらかじめ設定した国番号に自動的に変換されます。 1. 地域番号(市外局番)、相手先電話番号の順に入力する。 2. 「電話開始ボタン」を押す。 ・国際ダイヤルアシスト画面が表示された場合は「発信」を押します。 3. お話しが終わったら「終了ボタン」を押す。 ☆182 ■滞在国内に電話をかける 日本国内で電話をかける操作と同様に、相手の一般電話や携帯電話の番号を入力するだけで電話をかけることができます。 1. 待受画面で電話番号を入力。 ・一般電話にかける場合は、地域番号(市外局番)、相手先電話番号の順に入力します。 2. 「電話開始ボタン」を押す。 ・国際ダイヤルアシスト画面が表示された場合は「元の番号で発信」を選択します。 3. お話しが終わったら「終了ボタン」を押す。 ■海外にいるWORLD WING利用者に電話をかける 相手が国際ローミング中の場合は、滞在国内に電話をかける場合でも、日本への国際電話として電話をかけてください。 ・滞在先に関わらず日本経由での通信となるため、日本への国際電話と同じように「+」と「81」(日本への国番号)を先頭に付け、先頭の「0」を除いた電話番号を入力して電話をかけてください。 ■滞在先で電話を受ける 海外でも日本にいるときと同様の操作で電話を受けることができます。 *お知らせ ・国際ローミング中に電話がかかってきた場合は、いずれの国からの電話であっても日本からの国際転送となります。発信側には日本までの通話料がかかり、着信側には着信料がかかります。 □相手からの電話のかけかた ◆日本国内から滞在先に電話をかけてもらう場合 日本国内の一般電話、携帯電話から滞在先の本端末に電話をかけてもらう場合は、日本国内にいるときと同様に電話番号をダイヤルしてもらうだけで電話をかけることができます。 ◆日本以外の国から滞在先に電話をかけてもらう場合 滞在先に関わらず日本経由で電話をかけるため、発信国の国際電話アクセス番号および「81」(日本の国番号)をダイヤルしてもらう必要があります。 発信国の国際電話アクセス番号 -81-90(または80、70)-XXXX-XXXX ☆183 #7-5. 国際ローミングの設定 国際ローミングサービスを利用するときの設定を行います。 ・海外通信事業者によっては設定できない場合があります。 ■海外での発着信設定 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「1」ネットワークサービスを設定する→「7」海外で使うときの設定を行う、を押す。 2. 目的の操作を行う。 ・「1」ローミング時の着信を規制する:国際ローミング中に着信を規制することができます。 ・「2」ローミング時の着信通知を設定する:国際ローミング中に圏外などで着信できなかった場合にSMSでお知らせします。 ・「3」国際ダイヤルアシストを設定する:→P.183 ・「4」ローミングガイダンスを設定する:国際ローミング中に電話をかけてきた相手に、国際ローミング中であることをお知らせするガイダンスを流すことができます。 □国際ダイヤルアシストの設定 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「1」ネットワークサービスを設定する→「7」海外で使うときの設定を行う→「3」国際ダイヤルアシストを設定する、を押す。 2. 各項目を設定。 ・「1」自動国番号変換機能を設定する:国際プレフィックスまたは国番号を自動で追加します。 ・「2」国番号を設定する:自動変換機能で使用される国番号を選択します。 ・「3」国際プレフィックスを設定する:自動変換機能で使用される国際プレフィックスを選択します。 ■ネットワークサービス(海外)の設定 滞在国で利用する留守番電話サービスなどのネットワークサービスを設定します。 ・あらかじめ、「遠隔操作設定」を開始にする必要があります。→P.183 ・海外から操作した場合は、滞在国から日本までの通話料がかかります。 ・海外通信事業者によっては設定できない場合があります。 1. 待受画面で「メニューボタン」→「*」設定を行う→「#」その他の設定を行う→「1」ネットワークサービスを設定する→「8」海外からネットワークサービスを使う、を押す。 2. 目的のサービスを選択。 ・「1」留守番電話(海外)を使う:電波が届かないところにいたり、電源を切っている場合などに電話をかけてきた方の伝言メッセージをお預かりします。(有料・お申し込みが必要) ・「2」転送でんわ(海外)を使う:かかってきた電話を、あらかじめ登録した他の携帯電話などに転送することができます。(有料・お申し込みが必要) ・「3」遠隔操作設定(海外)を使う:遠隔操作を開始するかどうかを設定します。(有料) ・「4」番号通知お願い(海外)を使う:発信者番号が非通知の電話がかかってきた場合に、発信者に番号通知を依頼するガイダンスを流します。(有料) ・「5」ローミング着信通知(海外)を使う:(有料)→P.183 ・「6」ローミングガイダンス(海外)を使う:(有料)→P.183 3. 画面の指示に従って項目を選択→音声ガイダンスに従って操作。 ☆184 #7-6. 帰国後の確認 日本に帰国後は渡航前の設定に戻してください。 ◆海外でパケット通信を利用した場合 ・「データローミング」(→P.180)を「OFF」に設定してください。 ◆帰国後に自動的にドコモのネットワークに接続できない場合 ・「優先ネットワークモード」(→P.180)を「4G/3G(自動)」に設定してください。 ・「モバイルネットワーク」の「自動的に選択」(→P.180)を「ON」に設定してください。 このファイルの内容は以上です。