朝日に染まる田原の海霧
朝日に染まる田原の海霧
1月 january
1

ICTでつなぐ
持続可能な水産業(養殖)

東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町/和歌山県

About

#01

日本の食卓からサバがなくなる?

世界の漁獲量が、過去30年で2倍以上に増えているのをご存知でしょうか。しかし、日本の漁獲量は、漁業従事者の減少、高齢化による担い手不足、気候変動の影響で、この30年で3分の1にまで減少しています。特にサバは、食用魚のなかでも栄養価が高く昨今人気ですが、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。他の魚種と比べて養殖での斃死率が高いこともその理由の1つです。そこでドコモは、2020年5月28日にサバ養殖に知見を有するフィッシュ・バイオテック株式会社と業務提携を行い、ICTを活用することで、あんしん・安全で美味しい養殖サバの供給量拡大をめざすプロジェクトを開始しました。

#02

新たなサバ養殖モデルの確立を
めざして

和歌山県串本のフィッシュ・バイオテック株式会社の養殖漁場にて、完全養殖サバの知見とドコモのICT技術を組み合わせた、実証実験を行っています。それは、「勘」や「経験」に頼らない新たなサバ養殖モデルを確立して全国展開することに加え、養殖業への新規事業者の参入を促進させるためのデータおよびノウハウ蓄積にも取組んでいます。実は、日本の海面養殖生産量のうち、サバ養殖の出荷量は1%以下に留まっており、これから成長が見込まれるマーケットです。そしてこの取組みを通して、10年で7倍の市場創出をめざします。

協力:フィッシュ・バイオテック㈱

Solution

#01

ICTブイとスマート養殖

「ICTブイ」は、海に浮かぶブイに各種センサーを取り付け、ドコモのネットワークを経由してスマートフォンで海洋データをいつでも確認できるソリューションです。このICTブイで、水温や塩分、溶存酸素量などを自動で収集。また、作業日誌を付けるアプリやカメラ、超音波を用いて、給餌量・残存尾数・摂餌行動の観察・魚体長などの情報も収集し、「養殖管理クラウド」で一元管理しています。

#02

協創のカタチ

#03

SDGsへの取組み

産業と技術革新の基盤をつくろう 海の豊かさを守ろう