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新たなつながりを結ぶメタコミュニケーション「MetaMe」

イノベーション統括部/サービスイノベーション部/ネットワーク開発部 ある開発者が思い描く未来の話

なりたい自分でいられる世界で、
私たちは出会った。

「私たちは“another me”と呼んでいます」とその人はいった。
「現実と同じような感覚で、理想の自分を生きられる。そんな場所をつくりたいんです」

彼女が研究を進めるのは、メタコミュニケーション。
自分自身を投影したアバターで、価値観の合う仲間とコミュニティを形成できる世界だ。
そのためには、超多人数接続を可能とするUXの整備と、リアルとバーチャル2つの行動解析がカギだという。

「アバターは、趣味嗜好で色分けされたオーラをまとうので、気の合う人をカンタンに見つけられるんです。今はお客さまの行動データをもとにしていますが、ゆくゆくは脳波を直接アバターに反映して、その時の感情やシーンをとらえたマッチングを実現して……」
ふと、すこし恥ずかしそうに彼女はいった。
「初対面のときって緊張しません?でもこの世界は、一人ひとりの趣味や価値観が一目でわかる。はじめから気が合いそうとわかるので話しかけるハードルが低いんです」

どんな人でもコミュニケーションをとりたくなる世界にしたい。
そう考えて、誰かに話しかけるほど、コインをもらえる仕組みもつくるという。
「会話するほど、自分の世界を豊かにできるんです。オンラインイベントも増えてきていますが、本当にその場にいるような感覚で、リアルイベント以上に友達と盛り上がれたらなって。英語を習ったり、お買物したり、現実でできる体験を、また違う楽しみのある体験にしたい。たとえば、脳波を使うことで、その時に感じていることをダイレクトに共有できる。そんな、現実では体験できない感性のコミュニケーションも実現したいです」

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