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1.待ち時間は顧客のストレスになる
病院、金融機関、理髪店・美容院……これらの施設は日常生活に欠かせない場所ではありますが、とかく「待ち時間」が発生してしまいがちです。長い待ち時間は顧客のストレスを招くため、顧客満足度向上のためには、予約の最適化や業務の円滑化など待ち時間を減らすための取り組みが求められます。
手軽な待ち時間対策としては、書籍や雑誌などを設置している施設や店舗も多いかもしれません。とはいえ、スマホで時間をつぶすことができる現在、わざわざ書籍や雑誌を用意するのは施設や店側のコストとなってしまいます。コロナ禍においては、不特定多数の人が触ったものを手に取りたくないと考える人も多いでしょう。
一方で、スマホを見て待ち時間を過ごす顧客も、快適に過ごしているとは限りません。なぜなら、データ通信量という制限があるため、動画など通信量がかかるコンテンツは簡単には見られません。結果的に自分の求めるコンテンツを満足に見られず、その待ち時間はただの無駄な時間となってしまいます。
2.コンセントに差すだけでWi-Fiが導入できる
顧客の満足度を下げることなく、有意義に待ち時間を過ごしてもらうための有効な手段として、Wi-Fiインフラの環境を整えるという方法があります。工事不要で簡単にWi-Fiを導入する方法として、ドコモでは、「home 5G」と「ドコモおくダケWi-Fi」という二つの高品質な通信サービスを用意しています。
「home 5G」は、コンセントに挿すだけでWi-Fi環境が整えられるというもので、データ量も無制限です。ドコモのネットワークを用いており、かつ5G対応のため、大容量のコンテンツなどをストレスなく見ることができます。工事をせず、すぐに高速Wi-Fiに乗り換えたい場合や、建物内のLANなどを敷設できない場合に向いています。工事現場や仮設店舗といった場所で使いたいという要望にも応えられるサービスです。
もう一つの「ドコモおくダケWi-Fi」も、コンセントを挿すだけでWi-Fi環境が整えられます。ドコモのLTE回線を利用するため、バスやタクシーといった乗り物にも対応が可能で、ドコモ通信エリアなら全国どこでも利用できます（LTE実人口カバー率99.8％）。
ほかにも、Wi-Fi接続時の操作画面が日本語だけでなく、英語、中国語（簡体、繁体）、韓国語にも対応しているため、インバウンド施策としても効果的です。さらに、Wi-Fi接続後に表示するホームページの設定もでき、自社のホームページのPRにも利用できます。
3.雑誌を買うより、スマホで用意した方が安い！？
こうしたWi-Fiサービスに “雑誌”を加えることで、顧客の待ち時間をさらに有意義なものに変えることも可能です。自分の興味のあるコンテンツがまとめられている雑誌をスマホで気軽に読むことができれば、待ち時間も情報収集の有効な時間にすることができます。
「dマガジン for Biz」は、登録したWi-Fiスポットに、「dマガジン」アプリがインストールされたスマートフォンおよび、タブレットで接続すると、電子雑誌が読み放題になるサービスです。企業で用意したスマホやタブレットでも、エンドユーザーの持ち込みのものでも利用が可能となります。
このサービスの強みは、男性向け、女性向け、趣味など、広範囲の趣味や嗜好に対応できる幅広い雑誌のラインナップを揃えている点にあります。雑誌の最新号は合計700誌以上用意され、バックナンバーも過去最大1年分（合計2,000冊以上）利用できます。料金は月額5,500円のため、たとえば1冊400円の週刊誌を4誌以上定期購読している店舗であれば、コスト削減も見込めます（400円×4冊×4週=6,400円）。
dマガジン for Bizのように、情報収集や時間の有効活用のためのコンテンツを用意すれば、顧客は待ちながら充実した時間を過ごせるようになり、店舗や企業のイメージアップ、さらには顧客満足度の向上につながることでしょう。顧客をイライラと待たせるのではなく、“気持ち良く待たせる”という方法も検討してみると良いかもしれません。
