尼崎機械金属健康保険組合様

導入事例:尼崎機械金属健康保険組合様

9割が「今後も運動を続けたい」、ウォーキングイベントでスムーズな健康意識改革に成功

2013年6月に閣議決定された「データヘルス計画」により、すべての健康保険組合には、レセプトなどのデータの分析と、それに基づく加入者の健康保持増進事業の計画が義務付けられました。尼崎機械金属健康保険組合はデータヘルス計画事業のパートナーとして、「dヘルスケア for Biz」を選び、継続的に組合員の健康課題の改善に活用しています。

目的 健康経営、社員満足向上
業種 製造
エリア 関西
従業員数 1,001名以上

導入内容

導入サービス・ソリューション

dヘルスケア for Biz

dヘルスケア for Biz(基本プラン+ウォーキングイベント)

企業の従業員の健康活動を楽しくおトクにサポートするサービスです。日々の歩数計測や体重・血圧/脈拍の記録のほかに、毎日配信される各種健康課題の対策ミッションの達成でdポイントがたまるため、継続的に健康活動を続けられます。

dヘルスケア for Biz(基本プラン+ウォーキングイベント)

導入前・導入後の比較

導入効果
導入前の課題 導入後の成果
1 組合員の年齢層が高く、アプリを使いこなせるかどうか不安があった。 1 ウォーキングイベントの開催により、アプリの利用促進につなげられた。また、ドコモが用意したマニュアルが功を奏し、多くの人が迷わずアプリを利用することができた。
2 全組合員に向けたイベント開催ははじめてだったため、集客に困難を感じていた。 2 参加賞などのインセンティブを付与したほか、ドコモのサポートのもと、告知や事前説明会の開催などを行った結果、多くの参加者を集めることができた。
2 組合員の健康意識向上につなげられるかどうか、心配だった。 2 イベント参加後、歩数が増えた方は76%、イベント終了後も継続的に運動を続けていこうという方が90%以上と、健康意識の高まりや行動変容につながった。

1. データヘルス計画とICT、両方に対応できるサービスが必要だった

兵庫県尼崎市を拠点に、地域の機械金属加工企業の健康保険業務を担っている尼崎機械金属健康保険組合では、組合員とその被扶養者の健康保持および増進をはかる保険事業の一環として、ドコモの法人向け健康データ管理サービスを利用したウォーキング事業を2019年から導入しています

同健康保険組合では組合員の年齢がほかの健康保険組合と比較して高く、医療費が高額になっていることもあり、健康寿命の延伸を目指した取組みを行うことが急務でした。

常務理事 宗和 恭志さん(写真手前)

常務理事 宗和 恭志さん(写真手前)

「国が定めたデータヘルス計画により、蓄積されたレセプト(診療報酬明細書)と健診データなどを活用して保険事業の実効性を高めていくことが、2015年度からすべての健康保険組合に求められるようになりました。効果的な施策を立案し、健康寿命を延伸するためには、ICTを利用した個人による日常的な健康管理が重要となります。そのために取り入れたのが、ドコモが提供する法人向け健康データ管理サービスでした」(宗和さん)

ドコモの法人向け健康データ管理サービス「dヘルスケア for Biz」(旧「健康サポートLink」)は、従業員の健康活動をサポートし、健康経営を支援するサービスです。「dヘルスケアアプリ」という健康管理アプリひとつで、従業員の健康データの記録をはじめ、運動不足や心身の不調など、さまざまな健康課題へのアプローチが可能になります。

「ただ、比較的年齢層の高い当組合の組合員さんたちに、どこまでアプリを利用してもらえるのかが非常に不安でした」(宗和さん)

そこで宗和さんが注目したのがサービスに付帯するウォーキングイベント機能でした。

「まずは、多くの方にとってなじみやすいウォーキングイベントを開催することにしました。イベントへの参加をきっかけに、アプリそのものにアクセスする機会を増やし、アプリの利用頻度を高めてもらえたらと思ったのです」(宗和さん)

2. 「ランキング上位+抽選」インセンティブの工夫で脱落者を減らす

ウォーキングイベントの開催を決めたものの、参加者が集まるかどうか、やはり不安だったそうです。参加者を増やすための工夫として、宗和さんはインセンティブを付けることに決めました。

「意識付けのためにも、まずは参加してもらうことが大事であると考え、参加者には全員に、参加賞のクオカードを用意しました」(宗和さん)

また、イベント期間中にたくさん歩いた、ランキング上位の方にも商品券をインセンティブとして用意しました。ですが、単純にランキング順となると、上位に入れないとわかった人が途中で脱落してしまう可能性が高くなります。そのため、ひと工夫したそうです。

「上位の方へのインセンティブについては、単純にランキング順に付与するのではなく、上位に入った方のなかから抽選で付与する方式をとりました。そのほかに期間中、1万歩以上歩いた人、2万歩以上歩いた人など、達成度別にいくつかの段階に区切り、段階ごとの抽選も行いました」(宗和さん)

そうした工夫が功を奏し、ウォーキングイベントには多くの参加者が集まり、評判も上々でした。

「これまで健診結果に応じた個別のアプローチは行っていましたが、組合員全員に向けたイベントを行ったことはありませんでした。そのため、さまざまな不安がありましたが、みなさまからの反応はおおむね良好で、ホッとしました」(宗和さん)

告知をていねいに行ったことも、参加者の増加に良好な影響を与えたと考えられます。保険事業強化の一環として年1回発行、全組合員に送付しているガイドブックのなかでウォーキングイベントの告知を行ったほか、ウォーキングイベントとdヘルスケアアプリの説明を記載したはがきも全組合員宛てに送付し、認知拡大に努めました。

また、ウォーキングイベントのWebページも開設。
特設ページではウォーキングイベントへの参加方法を案内する以外にランキングも掲載し、興味を持った人が新たに参加したくなるような仕掛けをつくりました。特設ページへは、尼崎機械金属健康保険組合のトップページに貼ったバナーからリンクさせています。

3. 「継続的に運動を続けたい人が9割以上」健康意識の高まりに寄与

事業開催前には、健康保険組合の加入企業に向けた説明会を開催。加入企業のご担当者に負担がかからないような準備も整えました。

「各社の健康保健委員の方々を対象に説明会を開催しましたが、ドコモさんが作ってくれたマニュアルがわかりやすかったため、社内への案内などで悩むことがあまりなかったようです。こうした手厚いサポートがあったのもありがたかったです」(宗和さん)

ウォーキングイベントには組合員だけでなく、組合員の家族も多数参加するなど、健康経営の輪が広がっています。

事務長 生田 玲子さん(写真手前)

事務長 生田 玲子さん(写真手前)

「想像以上に多くの方に参加いただき、かつ喜んでいただけてよかったです。ウォーキングイベントをきっかけに、健康維持には運動も大切だということの意識付けができたかなと思います」(生田さん)

組合員から「今後もやってほしい」という声が多数あったことから、尼崎機械金属健康保険組合では3年連続でウォーキングイベントを開催しています。直近の2021年度では、60%の方が41日以上参加され、一人あたりの一日の平均歩数は9,881歩という好調な結果を残しています。

参加者への事後アンケートでも、ウォーキングイベントに満足された方は64%、次回も参加したいと答えた方は91%と依然、高評価でした(いずれも2021年分)。

また、実際に歩数が増えた方は76%、イベント終了後も継続的に運動を続けていこうという方が90%以上と、組合員の健康意識も高まり、しっかりとした行動変容につながっています。

「ウォーキングイベントは来年度も継続するという方針が立っています」(宗和さん)

「引き続き、皆さんに楽しんで参加していただけるイベントとして継続していきたいです」(生田さん)

4. イベント時以外でもアプリの積極的利用を促したい

2年目の開催時は、新型コロナウイルス感染症の流行初期のまっただなかで、今よりも厳しい制限が出されていたこともあり、開催自体を思い悩んだこともあったそうです。

「ですが、ステイホームによる運動不足の解消を国が推奨してくれたので、実施に踏み切ることができ、今となってはコロナ禍でも仲間と楽しめる取組みにもなりました」(宗和さん)

今後の課題として宗和さんは、「イベント開催時以外にも、dヘルスケアアプリをどれだけ利用してもらえるかの検討が必要」と話します。

「当組合としては、dヘルスケアアプリを継続して利用していただき、蓄積されたデータから、その方の健康状態がどうなったのかを追跡できるのが理想です。まずはそれに向けて、アプリの利用頻度をウォーキングイベント以外でも増やすことが大切だと考えています」(宗和さん)

ご利用いただいているみなさまのこうしたご意見を参考に、dヘルスケアアプリは今後もさらなる機能の増強を行い、引き続きみなさまをサポートしてまいります。

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